発声は一朝一夕では変化しませんの。
なぜなら、わたくしたちはそれまでの発声方法に慣れているからですの。
それも自身が生きてきたこれまでの間・・・。それは10数年?20数年?30数年?でしょうか。
幼少のころから歌に必要な筋を使うような発声方法をしていたのであれば問題ないでしょうが、そのような方は稀だと思いますの。
新しい発声方法を実践するも、いつまで経っても変化を感じる事ができない。この方法で大丈夫なのかと疑問に感じる時がやってくる場合もあるんですが、でもそれは誰もが通る道・・。
場合によっては途中までやっていた練習方法が間違いだと気付いた時、一からやり直す必要に迫られる事もあるかもしれません。
「どうせ趣味だし、できなくても別にいいや。」
なんてネガティブ思考では出来ることすら出来なくなってしまうものですの。
どうであれ諦めない、楽観的強いメンタルを持つ必要があるんですの。
ちなみにわたくし個人の話で申し訳ありませんが、練習を始めた当初、元ちとせ殿、小田和正殿やスピッツ殿、を原曲キーで歌えるようになりたいとの思いからでしたの。
当時、梅沢富美男殿の「夢芝居」や寺尾聰殿の「ルビーの指環」くらいしか原曲キーで歌えず、その他どんなに気に入った曲でも、キーを3~4つ落とす必要がありました。しかしいつか原曲キーで歌いたいと思っていたんですの。
・・・そして現在、いまだ人様に聴いていただくには程遠いですが、それでも初めて原曲キーで歌いきれた時は涙出るくらいうれしいものですの。
すぐには結果を出すことは難しいですが、趣味だからこそじっくりと練習ができるのではないかと思うんですの。
コツコツ実践すれば必ず良い方向に変えていけますの。大切なのは、動きを理解することと、自分なりに探求し試行錯誤することですの。
わたくしにもできたということは、他の方もできますので安心してくださいですの。
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