242 自分:選曲してください[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 07:57:40.37 ID:jAzA5VFn [2/3]
さて、おさらいも含めて、頭声(ヘッドボイス)についてですの。
頭声もコツをつかむと出せるようになるのは中声と同じですが、中声を習得した後に練習すると、さらに習得しやすいと思いますの。
中声では声帯を閉じるために、鎖骨の中心に向け声を出し、さらに背中側に声を回すことで必要なお腹側・背中側の引き下げ筋2つを使用しましたが、
頭声ではさらに声帯を細く引っ張り、閉じるために引き上げ筋を使用し、上下から声帯を引っ張りますの。
ゴムは軽く引っ張る時、ビヨンビヨンと音を立てますが、引っ張れば引っ張るほどピンピンと音が高くなるのと同じですのよ。
頭声は、よく頭の登頂部分に向けて声を出すと言いますが、中声のコツをつかんだ方なら、背中もしくはうなじ方向に適当な音を出し(向け)ながら
そこから後頭部(上)へ向けて半音ずつ上げてずらしていく方法をとると良いですの。だんだんと上方向に引っ張られる感覚を伴いますので、判りやすいと思いますの。
ただし、その時引き下げ筋がおろそかになるとダメですの。すべての筋が、必要な方向へ引っ張り続ける事が必要になるんですのよ。
243 自分:選曲してください[sage] 投稿日:2012/10/21(日) 08:11:35.25 ID:jAzA5VFn [3/3]
中声にも言えますが、慣れていないので初めは声も弱く、自転車で言いいますと手放し運転に挑戦するような感じ、
わたくしで言いますと瞬間移動訓練時、キキ殿で言うと空を飛べなくなり下り坂で練習している時、支えが何も無いのが
怖いですが、慣れると当たり前に筋が動きますの。
時間かけて編集しても、わたしくのつたない文章力では解りづらいと思いますがこんな感じですの。
練習時は、前回と同じように2メートル前にいる方に向けて話すくらいの声量で良いですの。あくまで感覚を得るためですので。
慣れると気付くかもしれませんが、どの感覚習得の練習(鍛錬も含めて)も、じつは無音(息の音はありますが)でもできるんですのよ。
とはいっても頭声の練習は得てしてガナってしまう傾向があるでしょうから、喉を傷めないよう、気をつけて練習して下さいまし。
連投・長文・横長スマソですの。次回は仮声と呼吸法についてですの。ノシ
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